卒業までにどのくらいの費用が掛かるのか大学ごとに比較しよう

通信制大学を選ぶ際に気を付けたいポイントはいくつかありますが、特に学費について気になる人は興味のある大学の資料を参考にしながら、卒業までにかかる授業料をはじめとする費用を比較してみるのがおすすめです。一般的に、建築や情報工学など理系分野の通信制大学は、演習や実習のために年に数回の通学が必要になり、授業料以外の出費が大きくなることもあります。また、教員免許や医療、福祉に関する資格を取得する場合には、授業料の他に資格課程の受講費用が掛かります。そうした中、なるべく通信制大学の費用を安く済ませるには、自分にとって必要な科目だけを履修することや、入学試験で良い成績を上げて奨学金の取得を目指すことが大事です。

オンライン上での教員によるサポートの有無にもこだわろう

通信制大学に入学をしてから挫折をせずに学習を進めるには、黙々と教科書を使って学ぶだけでなく、パソコンやスマホ、タブレットなどのメディアを積極的に活用するのが有効です。卒業生や在学生の間で評判が良い通信制大学の中には、全ての学生を対象にオンライン上で質問受付や学習上のアドバイスといったサポートを行っているところも多く見られます。また、学生の学費の負担を軽くするために、追加料金なしで何度でも興味のある科目のオンライン授業を繰り返して視聴できる大学もあります。なお、学生数が多い通信制大学を選ぶ際は、オンライン上でサポートを受けるために時間が掛かることもあるため、余裕を持って教員や学習アドバイザーなどに相談をするのがポイントです。

国語の教員免許を通信制大学で取得する場合は、スクーリングの受講やレポートの提出などが必要になります。